覆面配信者だった横山緑は、2018年にNHKから国民を守る党から出馬し、市議会議員選挙に当選するという異例の転身を遂げました。この記事では、なぜ配信者が政治家になったのか、その経緯と当選後の活動、その後の選挙への挑戦について時系列で解説します。
政治家転身のきっかけは立花孝志氏からの打診
横山緑が政治家を目指すことになったきっかけは、「NHKから国民を守る党」代表・立花孝志氏からの直接の打診だったとされています。
2018年5月5日、立花氏がYouTubeで横山緑の出馬を公表したことで、この転身は表面化しました。横山緑自身は出馬の理由について、「NHKから守らなければいけない、正義を貫くことに決めた」という趣旨をブログで語ったとされています。もともと「絶対に許さないシリーズ」など、社会への問題提起を配信の軸にしていた横山緑にとって、NHK党の主張と自身の配信スタンスに重なる部分があったことがうかがえます。
2018年 立川市議会議員選挙で初当選
2018年6月17日投開票の立川市議会議員選挙で、横山緑(本名:久保田学)は1,231票を獲得し、28議席中26番目という僅差で初当選を果たしました。
当選の背景には、横山緑個人の人気だけでなく、NHKへの不満を持つ有権者からの「NHK批判票」が集まったことが大きかったと分析されています。選挙戦では、党代表の立花孝志氏も立川駅前でビラ配りを行うなど、党を挙げての活動が展開されました。
2022年 市議再選を選ばず参議院選挙へ挑戦
2022年、横山緑はあえて市議会議員としての再選を目指さず、参議院議員選挙(全国比例)に立候補する道を選びました。
結果は落選となったものの、およそ18,000票を獲得。この得票は、同じNHK党から出馬していたガーシーこと東谷義和氏(元参議院議員)の当選に貢献したとされています。落選後は、NHK党のコールセンター長・広報部長に就任し、党のスタッフとして電話対応やシールの発送業務などを担いながら、並行してニコ生主としての配信活動も再開しています。
2023年・2024年 品川区議選・都知事選への挑戦
横山緑はその後も、2023年の品川区議会議員選挙、2024年の東京都知事選挙に相次いで立候補しています。
2024年の都知事選では、56名の候補者の一人として名を連ね、専門学校名古屋ビジュアルアーツ卒業という経歴や、立川市議を1期務めた実績などを選挙公報で公表しました。いずれの選挙も当選には至っていませんが、政治活動と配信活動を並行して続ける姿勢は一貫しています。
2025年 本名・久保田学として参院選に再挑戦
2025年5月、横山緑は本名の久保田学として、同年夏の参議院議員選挙に立候補することがNHK党から発表されました。
当時、NHK党は兵庫県知事選挙をめぐる問題などで厳しい批判にさらされていましたが、横山緑は「立花さんのためにひと肌脱ぐことにしました」と語り、覚悟を持って立候補に臨んだとされています。
まとめ
横山緑は、覆面配信者としての人気を背景に政治の世界に飛び込み、2018年には市議会議員として実際に当選するという異色の経歴を持っています。その後は落選が続いているものの、党の広報活動を担いながら選挙への挑戦を続けており、配信者と政治家という二つの顔を持ち続けている点が、他の生主にはない大きな特徴といえます。次の記事では、2025年のニコニコ生放送永久BANとその後の活動について詳しく解説します。

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