ひろゆきがTwitterをトゥイッターと言う理由は?

Twitterは「ツイッター」という読み方が一般的ですが、2ちゃんねる創設者であるひろゆきは「トゥイッター」と呼んでいます。

ひろゆきのYouTube Liveを観たことがある人であればお馴染みの呼び方ですが、日本人のひろゆきが「トゥイッター」と呼ぶことに「外国人じゃないのに不自然な言い方で気になる」という声も多数あります。

何故ひろゆきは、Twitterを「トゥイッター」と呼んでいるのでしょうか。

今回はひろゆきがTwitterを「トゥイッター」と言う理由についてまとめました。

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ひろゆきが「トゥイッター」と呼ぶ理由

ひろゆきは「Twitterの呼び方は”ツイッター”ではなく、”トゥイッター”が正しい本来の呼び方」と主張しています。

Twitterは当初、海外で「トゥイッター」と呼ばれていましたが、遅れて日本で利用され始めてからは「ツイッター」という発音で広まっていったのだそうです。

動詞の「twitter(=鳥がさえずる)」の発音は「トゥイッター」


そもそもtwitterとは、「(鳥が)さえずる」「ぺちゃくちゃおしゃべりをする」という意味を持つ動詞でもあります。

現にTwitterでは青い小鳥の「Twitterバード」のアイコンが用いられており、小鳥のさえずりがTwitterのテーマとなっていることがわかります。

動詞としてのtwitterを発音すると「トゥイッター」です。

SNSのTwitterも、動詞としてのtwitterの意味や読み方をそのまま用いるのであれば、「トゥイッター」という発音になります。

日本人は当たり前のように「ツイッター」と呼んでいますが、もともとのTwitterの意味や世界的な読み方を踏まえると、「トゥイッター」と呼ぶことが一般的だというのがひろゆきの意見のようです。

 

その為、ひろゆきは過去のYouTube Liveで「どうしてTwitterことを”トゥイッター”と呼ぶの?」という視聴者からの質問に対して、「トゥイッターだから」と答えています。

しかし、ひろゆきの説明に納得していない視聴者は多いようで、「海外かぶれな発音」「海外に住んでるアピールみたい」「後に引けなくなっただけなんじゃないか」という声もあがっています。

Twitterの前は”Twttr”だった


Twitterは2006年に、”twttr“としてサービスを開始しました。

Twitter社の共同創設者であるJack Dorseyが、最初のツイートとして2006年3月22日に「just setting up my twttr(たった今、自分のtwttrを設定した)」と投稿しています。

 

その頃は、Webサービスの名前の中のいくつかの文字を抜いて短くした造語を、サービス名にすることが流行った時期がありました。

あまり世間には知られていませんが、Twitterもその流行りにのって、Twitterからiとeを抜いた”twttr“と表記する時期が短い期間存在していたそうです。

twttr“は「トゥイター」「トゥイッター」と呼ばれて広まり、その後、現在のTwitterというサービス名に変更されました。

 

2006年10月には日本でTwitterが利用できるようになりましたが、その頃はまだ日本語でツイートすることはできませんでした。

その為、Twitterの存在も現在のようにメジャーではなく、ごく一部の著名人が利用するのみに留まっています。

2008年4月に日本版Twitterがリリースされる


サービス開始から約2年半後の2008年4月には、遂に日本語化された日本版のTwitterがリリースされます。

日本語での利用が可能になり、日本の有名人や企業などが利用するようになってから、徐々に一般人の間でTwitterが認知されました。

そして、日本では「ツイッター」の呼び方で広まっていきました。

ひろゆきは日本でTwitterが流行り出した2009年にTwitterの利用をスタートしていますが、もともと日本で流行る前の「トゥイッター」としての呼び名で呼んでいることがわかります。

「Twitter」の英語での発音

Twitterの英語での正式な発音は「トゥイラー」です。

ゆっくり、はっきりと発音する場合は、ひろゆきが言うように「トゥイッター」となります。

しかし、英語圏の人々は砕けた発音をする場合がほとんどなので、「トゥイラー」という呼び方が一般的のようです。

日本では「ツイッター」と呼ばれていますが、ネイティブの発音だと「トゥイラー」、ゆっくり発音すると「トゥイッター」の為、ひろゆきはネイティブアメリカンがゆっくり発音した時の呼び方をしていることになります。

他にトゥイッターと呼ぶ有名人は?

ひろゆきの他に、「トゥイッター」と発音する日本の有名人はほとんどいません。

Twitterでは、一般人がひろゆきを真似て「トゥイッター」とネタ的に呟くことはありますが、ひろゆきのように「トゥイッターという発音が正しい」という考えのもと、「トゥイッター」と呼ぶ人はいないようです。

歌手の平井大は「トゥイラー」と呼んでいる


2021年の紅白歌合戦に出演したシンガーソングライターの平井大は、Twitterを「トゥイラー」と発音しています。

平井大は純日本人で日本で生まれ育っていますが、親の影響で幼い頃から英語が身近だったそうです。

小学生の頃に作詞作曲を始めた時には、歌詞の殆どに英語を使用していたのだとか。

平井大の音楽スタイルはハワイアンの影響を大きく受けており、他のJ-POPとは違う魅力を放っています。

アメリカ人からは「英語の発音が完璧だ」と評価を受けるほどで、英語が堪能な平井大をハーフだと勘違いしている人はたくさんいるようです。

 

実際に平井大は、音楽番組やSNSのライブ配信などで英単語を交えながらトークをしており、日本語よりも英語の方が話しやすそうな印象を持ちます。

幼い頃から英語に慣れ親しみ、日常的に英語を多用している平井大が、ネイティブアメリカンのようにTwitterを「トゥイラー」と発音することは、自然なことのように感じられます。

対してひろゆきは、見た目や話し方からも日本人であることは一目瞭然です。

頑なに「Twitter」という単語にだけ、日本人の一般的な呼び方で呼ばないことに、世間から違和感を持たれているようです。

ひろゆきの「トゥイッター」という呼び方に対する反応

ひろゆきが「トゥイッター」と呼ぶことに対して、ネットではひろゆきをいじるような反応が目立ちます。

過去のYouTube Liveでは、視聴者から「Twitterをトゥイッターと呼ぶなら、ツクツクボウシはトゥクトゥクボウシと呼ぶんですか?」といった質問をされたことがあります。

この質問に対してもひろゆきは、「呼びません。ツクツクボウシはツクツクボウシという呼び方であって、Twitterはトゥイッターという呼び方だから」と答えています。

 

ひろゆきは「トゥイッター」という呼び方が間違いではなく、「むしろ正しいものだ」ということを何度も説明しています。

しかし、視聴者からは「日本では”ツイッター”で認知されているのに、わざわざ”トゥイッター”と発音する意味」について疑問を持たれ続けているようです。

ひろゆきがTwitter以外にも日常的にネイティブな発音で呼ぶものがあれば、「トゥイッター」と呼ぶことは不自然ではない」という声もありました。

 

中には、「過去にひろゆきが”トゥイッター”ではなく”ツイッター”と発音している動画がある」と粗探しをするような視聴者もいます。

日本人に向けて日本語で話しているYouTube Liveで、「トゥイッター」と呼び続けることに違和感を持たれるようですが、ひろゆきは視聴者の反響に左右されることなく、一貫して「トゥイッター」と呼び続けています。

 

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