今回は能年玲奈の事務所独立問題についてまとめました。
能年玲奈が干された理由
2013年にNHKの朝ドラ『あまちゃん』でヒロインを務め、大きな注目を集めた能年玲奈さん。
ところが、2014年に所属していた事務所のレプロエンタテインメントと契約を解除し、個人事務所を設立しました。
その直後から能年玲奈さんはテレビに出演することは一切ありませんでした。
能年玲奈さんがテレビ業界から干された理由は何だったのでしょうか。
考えられる理由は個人事務所を設立したことが大きく関係していると思われます。
能年玲奈さんはレプロエンタテインメントに所属していましたが、契約解除をし、「ノンフィクション」という個人事務所を設立しました。
しかし、この個人事務所の設立はレプロエンタテインメントからの許可を得ていなかったようです。
レプロエンタテインメントは契約期間中に個人事務所の設立などをしたことを不正行為として裁判を起こしました。
2016年に能年玲奈さんとレプロエンタテインメントは和解することになりましたが、能年玲奈さんがレプロエンタテインメントに約1億円と言われる多額の損害賠償金を支払うことで裁判は終結しました。
この騒動があってか、能年玲奈さんはドラマ、映画、CM出演などの仕事が一切なくなりました。
テレビ局はレプロに忖度?
能年玲奈さんがしばらく、テレビ業界から姿を消していたのはテレビ局などがレプロエンタテインメントに忖度していたからなのではと言われています。
能年玲奈さんが所属していたレプロエンタテインメントの本間社長は芸能関係者からの人望が厚い人物なんだそうです。
レプロエンタテインメントの本間社長は芸能界のドンと言われる田辺エージェンシーの田邊昭知社長と親交が深かったそうです。
芸能界のドンこと田邊昭知社長にテレビ局が忖度して、親交のあったレプロエンタテインメントの社長と揉めた能年玲奈さんを起用しなかったという意見が周囲の関係者の中では多いようです。
能年玲奈の芸名が変わった理由は?
能年玲奈さんはレプロエンタテインメントから独立した際に、芸名を「のん」という芸名にしました。
芸名を本名「能年玲奈」から「のん」に変えた理由
レプロエンタテインメントとの契約に芸能活動で「能年玲奈」という名前を使う場合にはレプロエンタテインメントの許可が必要という契約を盛り込んでいました。
ただ、能年玲奈という名前は本名なのでこの契約内容が適応するのかは疑問です。
また、ある弁護士さんの見解ではこの契約条項は公序良俗違反で無効になるのではと見ています。
しかし、能年玲奈さんはこの契約条項を受け入れました。
受け入れた理由としては「能年玲奈」の名前を使い続けることで、今後、一緒に仕事をする相手に迷惑をかけてしまう可能性があると思い、理不尽な契約条項を受け入れたそうです。
能年玲奈が事務所を退社した理由
能年玲奈さんが人気絶頂期にレプロエンタテインメントを突然、退社した理由は何だったのでしょうか。
能年玲奈さんが事務所を退社し、個人事務所を設立した理由を調査していきます。
給料が5万円
能年玲奈さんはNHKの朝ドラ『あまちゃん』で国民的女優として、大きな注目を集めました。
しかし、その当時の能年玲奈さんの月給は5万円だけだったそうです。
事務所であるレプロエンタテインメントがレッスン代や家賃などを負担していたそうですが、『あまちゃん』に出演時には事務所からのサポートが手薄だったそうです。
そのため、次の日に着ていく服がなかったり、財布の中に数円しか入っていないこともあったそうです。
『あまちゃん』出演以降は給料が20万円に上がり、ボーナスも200万円出たと言われていますが、実際にそうなったかは分かりません。
ただ、こういった待遇面に不満があり、事務所を退所することを考えたのではないでしょうか。
事務所の方針と合わない
能年玲奈さんが事務所を退所したのは事務所の方針と合わなかったためだと考えられます。
同じ『あまちゃん』でブレイクした有村架純さんが『ビリギャル』や『ストロボエッジ』など数々の話題作に出演していましたが、能年玲奈さんが『あまちゃん』出演以降に出演したのは映画『ホットロード』と『海月姫』と『世にも奇妙な物語』だけでした。
また、能年玲奈さんが出演を熱望していた映画『進撃の巨人』からもオファーがあったそうですが、事務所が能年玲奈さんに何も言わず、勝手に断っていたそうです。
能年玲奈さんはさまざまな役を演じてみたいと考えていたそうですが、事務所は『あまちゃん』で演じたような役ばかりの仕事をさせようと考えていたとか。
こういった方針のずれが退所する要因の1つだったようです。
飼い殺し状態だった
能年玲奈さんは『あまちゃん』で一気に知名度を上げましたが、『あまちゃん』以降はさっき紹介した3作品しか出演していませんでした。
また、本人が熱望していた役やドラマなどがあっても回してもらえず、能年玲奈さんが書面で仕事を回して下さいとお願いしても仕事を回してもらえなかったそうです。
この飼い殺し状態が続いたこともあり、退所を決意したそうです。
能年玲奈は旧事務所レプロと和解済み?
能年玲奈さんと以前所属していたレプロエンタテインメントは裁判が起き、最終的には2016年に和解したとされています。
しかし、完全に和解したのであれば、能年玲奈さんが「のん」という芸名に変える必要もないですし、テレビやドラマなどにも出演していると思います。
国民的女優と呼ばれ、多くの人から絶大な人気を誇っていた能年玲奈さんが長い間、地上波のドラマや映画に出ていないことを踏まえれば、レプロエンタテインメントが能年玲奈さんのことを完全に許した可能性は低いと思われます。
能年玲奈の現在の活動は?
能年玲奈さんはレプロエンタテインメントを退所後は芸名を「のん」と変え、個人事務所で頑張っています。
のんさんはレプロエンタテインメントからの圧力があってか中々、ドラマなどに出演していませんが、徐々に様々な分野で活躍して生きています。
のんさんは2024年に5つのCMに出演しています。
- 赤城乳業 かじるバターアイス
- 国民年金基金 「夢を、上乗せしよう」アップルに相談だ! 登場編 車検編
- ホワイトエッセンス 新CM 「とっびきりの笑顔」
- EV充電エネチェンジ 新CM 「エネチェンジの唄」
映画では4作品に出演しています。
- ライオン少年(吹き替え版主題歌)
- さかなのこ
- Ribbon
- 天間荘の三姉妹
『さかなのこ』は第46回日本アカデミー優秀女優賞を受賞し、『Ribbon』はのんさんが主演、監督、脚本を務めました。
他にも、ラジオ、ナレーション、アーティストやYouTuberとして幅広い活動をしています。
アーティストとしてのんさんは2017年に『KAIWA(RE)CORD』を立ち上げ、2023年にはセカンドアルバムを発売したり、ライブツアーを行なっています。
能年玲奈は中国・台湾・マカオでも人気
現在は日本国内だけではなく、中国や台湾、マカオなどでも人気があるそうです。
中国などで人気になったのはのんさんがロート製薬の「肌ラボ」のCMに出演したことがきっかけだったようです。
海外の人のSNSアカウントでのんさんを紹介しているので人気振りが伝わってきますね。
長い間、テレビ業界から消えていたのんさんですが、徐々に映画やYouTube、舞台などのテレビ業界の力が及ばないところで活躍してきています。
連ドラなどでのんさんが主演として出演している日も遠くないと思われます。
のんさんがもっと様々な分野で活躍できることを祈って、応援していきたいと思います。
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